【観光列車乗車記】飯山線おいこっと乗車記|信濃川沿いの絶景と木のぬくもり車内を満喫

ローカル線乗車記

長野と新潟を結ぶ飯山線を走る観光列車「おいこっと(OIKOT)」。 「都会(TOKIO)」を逆から読んで“おいこっと”と名付けられた列車は、田園や川沿いの風景をのんびりと楽しめる人気列車です。 2025年6月14日、25度の初夏の陽気の中、この列車に乗って飯山線の旅を満喫しました。


🚉 列車概要

列車名おいこっと(OIKOT)
運行区間長野駅〜十日町駅(飯山線)
車両形式キハ110系(2両編成)
デザイン木目調の内装・白と黄緑の外観/ロゴに「OIKOT」
座席構成ボックス席+窓向きペアシート/フリースペースあり

🗺️ 旅のルート

今回乗車したのは、飯山駅10時11分発 → 十日町駅11時42分着の便。 飯山線の中でも最も人気のある区間を走るダイヤで、途中の風景や地域イベントを楽しめるコースです。 ゆったりした速度で信濃川に沿って進み、車内放送や沿線紹介も丁寧に行われていました。


🚃 乗車の様子

長野駅のホームに停まっていたおいこっとは、白い車体に緑のラインが印象的。 ドアを開けると木の香りがふわりと漂い、天井やテーブルにも信州産の木材が使われていました。 出発のベルが鳴ると、列車はゆっくりと信濃川沿いの田園地帯へ。 沿線の田んぼには水が張られ、青空が映り込む美しい光景が広がっていました。

  • 飯山駅で発車を待つおいこっと
  • 木のぬくもりを感じる車内
  • 信濃川沿いを走る風景

飯山駅に停車中のおいこっと

木をベースに作られた車内

車内のライトはうさぎがあしらわれていました!

北信濃の車窓


🍱 車内サービスと沿線イベント

車内では地元のスタッフによる沿線紹介や観光案内が行われ、車窓の見どころでは速度を落として案内してくれます。 飯山駅や途中の森宮野原駅では地元の方々が手を振ってお見送り。 車内販売では「飯山の笹ずし」や「信州りんごジュース」が人気でした。 木製テーブルでゆっくりと駅弁を味わいながら過ごす時間は格別です。

  • 森宮野原駅での歓迎イベント
  • 飯山駅での歓迎イベント
  • 展望窓から見る新緑の信濃川

森宮野原駅で笠の試着!思った以上に温かいです!

森宮野原駅は積雪量の日本記録を持っています!


🏞️ 絶景ポイント

おいこっとのハイライトは、信濃川沿いの景観。 中でも「戸狩野沢温泉〜森宮野原」間は、川と山と集落のバランスが美しく、まるで絵画のような風景が続きます。 秘境駅として有名な足滝駅もあり、鉄道ファンからも人気の区間です。

  • 信濃川の清流と田園
  • 緑のトンネルを抜ける瞬間
  • 山あいの集落を望むポイント

山と田園風景のコラボレーション!

日本トップクラスの秘境駅である足滝駅!一度行ってみたいですね・・・


📝 旅メモ

乗車日2025年6月14日
天気曇り/気温 約25℃
乗車区間飯山 → 十日町
所要時間約2時間40分
備考指定席制/全席予約制/Wi-Fi・電源あり

✍️ 感想・まとめ

「おいこっと」は、速さを求めない贅沢を感じられる列車でした。 景色と地元の人の温かさに包まれながら、飯山線の魅力を五感で味わえる2時間半。 観光列車でありながら、どこか“ローカル線らしさ”を失わないバランスが心地よい。 また季節を変えて乗りたい、そんな特別な列車です。


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